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音読指導のポイント [ポイント]

 
  音読指導のポイント

 ◆音読指導の基礎・基本
   基礎…立ち方、姿勢、腹式呼吸、相手意識(誰に聴かせるのか)、
  滑舌
   ※これらのことは、音読だけではなく、歌、発言など、いろいろなこと
  に当てはまる重要事項です。
   意識…上手くなりたい という意識を持たせます。
      楽しい、おもしろい、やってみたいと思わせることが大切です。
  
  ※小学生の場合(特に力の弱い子は)、黙読と音読のスピードはそう変
  わりません。音読のスピードを上げることで黙読のスピードも上がりま
  す。音読指導をメインにします。
   
  ◆音読指導の方法 
   一行音読… 読むところを少なくします。だれでも読めるところを扱
  います。
   初期は、一斉音読がいいと思います。
   力の弱い子にとっては、ペースメーカーがいるのでやりやすいのです。
  みんなといっしょに、何とか読むことができます。
   上手に読める子にとっても、効果ある方法です。自分勝手に読んだの
  では、声がそろいません。みんなに合わせるということを学びます。
   学級が育っているかどうか、音読を聴けば一目瞭然です。
   声の大きさ、美しさ、はりなど、その学級の実力があらわになります。
  
   表現させる
  「ありがとう」にもいろいろないいかたがあります。わたしたちは、無意
  識に使いわけています。たとえば、命を助けてもらったときの「ありがと
  う」とお義理でいったときの「ありがとう」では、いいかたが違うはずで
  す。 
   よく「ふだんどおりいえばいいんです」(学芸会の練習で)という人が
  いますが、普段無意識でやっているので、意識するとできません。いくら
  練習しても変わりません。
   自分では上手く読んでいると思っている子は、何をいわれても直りませ
  ん。聴く耳を持っていない子は、練習しても上達しません。
  
  表現読み
   日常会話では、だれでも表現読みをしています。しかし、授業となると
  棒読みになる子が多いのはどうしてでしょう。日常会話と音読は違うとい
  う変な意識がじゃましていることは間違いありません。問題はその意識が
  どこからきているかということです。
   1年生担任になったとき、実験してみました。音読のしかたを教えると
  …棒読みの子はいなくなりました。
  「音読が下手」という前に、私たち教師は教えるべきことを教える必要が
  あるのではないでしょうか。
  (例)
  ★イメージさせる→イメージをふくらませる
  ★この部分を表現する→その前後も表現する。
  ★向きを変える  ★視線
  ★広げる
  ★声を支える
  ★語尾
  ★前後
  ★コントラスト
  ★微妙
  ★緩急
   
   ◆表現の両極
   つきつめていくと、
   ・内に向かう…自分の内面に向かう。とどのつまり、自分を発見する。
  ・外に向かう…思いだけでは、伝わらない。伝えるためには、すべが必要。
  それが、「表現技術」。
  
   ◆表現と解釈
   表裏一体。表現→解釈、解釈→表現、2系統のせまり方があります。
   
    
   ●上達論
   ・高く
   ・深く  
   ・広く
   ・厚く
  
   ●上達論
   ・技術を教える→使わせる
   ・積み上げる、積み重ねる。
   ・すべてにつなげる。
   ・七変化
  
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